歌ってみたけど録音を確認して撃沈した話
皆さん自分の声って好きですか?
私は小さいころはすごく嫌いでした。
小学生の頃、音楽の時間にみんながきれいな高音を響かせて合唱しているのに、自分ではちっとも納得のいく声が出せなくて、目に涙を浮かべながら授業を受けていたこともありました。
何かの機会で録音した自分の声を聴くことがあったときも、かなり落ち込んでいました。
高校生になって友達同士でカラオケに行くようになって、少しずつ自分を解放できるようになってきました。
大学生になる頃にはGARNET CROWのコナンのエンディング曲やYUIの曲を歌って「似てる!」と言われたこともあって少しずつ自分の声を受け入れられるようになりました。
大人になった今では、自分の声は萌え声やカワボではないけれど少し特徴があって悪くはないと思えるようになりました。
ツイッターにはまっていたとき、ツイキャスで配信したら韓国人の女の子に「あたたかくてふわふわするきもちになる」とコメントをもらって仲良くなったこともいい思い出です。
この数日、歌ってみたを投稿しようと思って歌いたい曲が決まったので、ひたすら音取りをしていました。
地道にメロディーを耳コピしてキーボードで一音ずつ確認していました。
ある程度音が取れるようになったのでカラオケに合わせてさっそく録音してみました。
撃沈しました。
喉になにかがつかえているような声です。手術してその異物を取り除きたいくらい。
キーを下げることはあまりしたくなかったのですが、やむを得ず変更して自分の中で比較的マシな音域に設定してみたつもりです。
ボカロ歌唱版はボーイッシュな調教で、あどけなさが残る印象でとても味があって良いんです。
各歌い手(女性)が投稿している作品は、皆さん澄んだ声を武器にしていてピュアな響きが武器になっています。
お手本として聴くたびにどんどん落ち込んでいきます。
このままでは歌い手になれねぇ…!
曲選びから再スタートするべきなのか、ボイトレを受けに行くべきなのか、歌い手を諦めるべきなのか…。
一つ言えることは、私は歌うことが好きだと言うことです。