LINEグループとは何ぞや。帝越コク氏を取り巻く中高生のSNSの形
0.はじめに
朝起きると気になる記事がアップされていました。
こちらです。
帝越コク氏の名前は、ツイッターで「ふぁぼ界隈」「団体」などの言葉に敏感な方であれば一度は目にしたことがあるはずです。
以前まではツイッター民とLINE民の仲は険悪なものでしたが、現在は一部和解したようで、協力して売名やメンバー拡大に取り組んでいるようです。
1.LINEグループとは
複数人で目的にあわせたグループを作成することができます。
複数人トークとは違い、グループ名をつけることができ、[ノート]や[アルバム]を利用することができます。
同じグループに参加するメンバー同士は友だち追加やトークができます。
youtubeでLINEグループを検索すると気になる動画がたくさんアップされています。
こちらは荒らしを専門としたグループのPVらしいですが、
クオリティが高くて動画作品としても楽しめます。
コメントを見ると、PVに憧れてかグループへの入会を希望する者たちの姿が見られます。
2.帝越コク氏とは
『__歓迎するよ、エキストラ。』という自己紹介が印象的です。
公式ホームページによると、
我々凡人が圧倒的なカリスマ性によって天才の大いなる計画のギアとなる、帝越新帝神話にて登場した御言葉です。帝越コク氏の天才的なリーダーシップが伺えます。この御言葉はLINE、Twitter等のSNSで多く普及し、帝越グループの布教活動にて多いたる活躍を見せました。
若干「?」な部分もありますが、何やらリーダーシップに長けた人物であることが伺えます。
3.昔でいうところの「同盟」が、現代のSNSにも
かつて個人的にwebサイトを運営していた方なら目にしたことがあるのではないでしょうか。
「同盟」と称し、バナーを貼って共通の趣味を持った人たちのサイトで繋がる仕組みです。
こちらでどんな同盟があるのか探すことが出来ます。
インターネット上で仲間を集いグループ化するという行為は、昔も今も変わらないのではないかというのが私の考えです。
どこかに所属していたいという願望があるのでしょうか。
以前は同盟のような横の繋がりが一般的でしたが、今はそうでもないようです。
4.昇格や幹部入りを目指すことが目的の一つに
LINEグループには階級があってそれぞれ役割が与えられていることが多いようです。
昇格して幹部などになると、前述したPVへの出演権を得ることが出来たり、とにかく売名になるみたいです。
今は横の繋がりというよりも、こういった縦の繋がりが一般化しているように思えます。
SNSは一部の中高生の間で、いかに部下を従えることが出来て自分を有名にするかというゲームになっているようです。